大久保佳代子、吉田羊を「男らしい！」と絶賛『ラブ×ドック』女性限定試写会イベント
放送作家として数々の人気バラエティを世に送り、人気映画の脚本も数多く手がける鈴木おさむ。彼が初めてメガホンを取ったオリジナル作品『ラブ×ドック』の大人女性限定試写会イベントが行われ、今作が初めての単独主演となる吉田羊、親友役を演じた大久保佳代子、本イベントの助っ人役としてゲッターズ飯田が登壇した。（2018 年4月26日スペースＦ汐留）
「大人の皆さんが堂々と劇場に行き思いっきりキュンキュンできる、大人のための恋愛映画を作ったつもりです」と自信に満ちた表情で話す吉田。会場には“ヒツジスト”と呼ばれる沢山の女性ファンで埋め尽くされ、吉田に熱い声援を送っていた。今作は人生の節目節目で恋愛に走ってしまい、仕事や親友を無くしてきた大人の女性のラブコメディー。10代に刺さる恋愛映画がブームの日本に「30代、40代も観たくなるラブコメディーがあってもいいんじゃないか」と鈴木おさむ監督が熱望し生まれた意欲作だ。
人生で成功を収めながらも、危険な恋愛に走り仕事や親友を無くしてきた飛鳥（吉田羊）。そんな彼女が見つけた恋愛クリニック「ラブドック」。なんとそのクリニックには危険な恋愛をストップできる特別な薬があるらしく――！？果たして飛鳥は恋愛を軌道修正し幸せを掴めるのか？理想と現実でもがく大人女性に贈る究極のラブコメディー。
MC この作品は飛鳥のさまざまな恋愛模様が見所の作品になっていますが、2人の友情というのもまた見所かと思います。お二人は女の友情大事にしてますか？
大久保 年々歳をとるごとに、やっぱり男の人より女の人のほうが最終的には裏切らないんじゃないかって信用しますね。
吉田 彼氏はいなくなるけど、友達はいなくならないからね。
MC お二人は親友と同じ人を好きになったらどうしますか？
大久保 さすがに親友との関係を崩してまでいくかどうかは。。。
吉田 私と親友を並べて、目の前で相手に選ばせる。
大久保 男らしい！！
吉田と大久保の恋愛トークが盛り上がりを見せる中、今回の目玉とも言える「恋愛相談」の時間が近づき、イベントは佳境に。事前に会場の観客に募集した恋愛の悩みを吉田と大久保が解決するという内容で、助っ人としてゲッターズ飯田が登壇。いよいよ観客の恋愛相談に突入するという時、MCによる「飛鳥と千種だったら、どちらがモテると思いますか？」という難しい質問がゲッターズに投げ掛けられた。
ゲッターズ パティシエ（飛鳥）は職人さん気質なので、恋でいうと選びすぎる人が多いんです。頭の良い人が好き、とか条件をどうしても出てしまうので、なかなか心を開けなくてチャンスを掴めない。恋が下手なところがあります。大久保さん演じるグルメの人は優柔不断なんですよ。実際に結婚となると、どうしようって逃す人が多い。食べ物と同じで「もっと美味しいものがあるんじゃないか」という感じで逃してしまう人が非常に多いんですよね。モテるほうで言うと、才能という面でパティシエの方がもてやすいです。人間って才能に惚れるから。グルメブロガーは屁理屈を言うので面倒臭いな、と。男は評論されるのが嫌いなんでね。基本、男はツンデレが好きなんです。厳しいことを言ってもずっと近くにいてくれる人が好きですから。
MC それでは恋愛相談に移らせていただきます。（相談）アラフォーの女です。どうやって出会いを見つければいいですか？
ゲッターズ 簡単です。同窓会に行ってください。男は40代ぐらいになると化けてたりするんで。課長とか部長とかになってたりするし。学生時代モテない奴ほど、コンプレックスをバネにして仕事を頑張ってなんとかモテようとするんです。最初からモテてる奴は失速しますからね。
これには吉田も大久保も「なるほど」と納得。「同窓会、楽しいかもしれない！」と意欲を見せていた。
MC （相談）彼氏がいない歴=年齢の大学生です。今まで彼が欲しいと思ったことが一度もありません。これから先も彼氏が欲しいと思うことは無いかもしれません。どうしたら男の人を好きになれると思いますか？このままでは母が心配してしまいます。
吉田 一番心配なのは、本人の恋愛したいという気持ちよりも家族を心配している気持ちが心配。すごく優しい女性なんだろうな、って思うんですけど。
大久保 恋愛なんて自分勝手じゃないとできない。
ゲッターズ 恋愛できない人の多くは選びすぎる、とか几帳面な人が多いんですよね。全ての男性を好き、って好きのスイッチをONすると良いと思います。そうすると勘がいい男性が近づいて来るんで自分もだんだん好きになってくる。気持ちを少し入れていくと、色んな人の良い所が見えてくる。良い所を探す女性は素敵な男性が出現します。
吉田 引き寄せの法則ですね。
イベントは終始和やかな雰囲気に包まれ、最後に吉田と大久保の「これからの恋のお相手」の話題へ。ゲッタ－ズは「吉田さんは選びすぎる癖と、元々馬鹿な人が嫌いなので相当尊敬できてまめな男性が良い。今年の年末から2020年まで出会いが期待できる」大久保には「今年の夏に良い出会いがある」と断言した。それを聞き「アンテナを張って生きる」と意気込む大久保。お相手は裏方やサポートに回っている人の可能性が高いとのこと。「カメラマンかも」と会場を見渡し笑いを誘っていた。
取材 福井原さとみ
『ラブ×ドック』
2018年5月11日（金）よりTOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー