『寄生獣』
1990年より、「月刊アフタヌーン」(講談社)に連載され、累計1100万部を突破している大人気コミック。「もしも突然現れた寄生生物が人間達を喰い始めたら…」という衝撃的な物語設定。右手に寄生生物・ミギーを宿した高校生・泉新一の戦いを通して、「人間とはどういう生き物か」「その中で自分はどのように生きるのか」といった根源的テーマを描ききった珠玉の名作マンガ。1995年の連載終了から19年を経て、今もなお熱い支持を集めている。
その人気は日本だけにとどまらず、海外でもその名を轟かせており、ハリウッドのプロダクションが原作件を獲得。故に日本での映画化が出来ず、”手の出せない原作”として伝説化。遂にハリウッドの契約が切れ、このたび日本での映画化が決定!
2013年度公開実写映画興行収入第1位&歴代日本映画興行収入第6位を記録した超ヒット作『永遠の0』の山崎貴監督のもとに、染谷将太、深津絵里、橋本愛ほか名だたる演技派俳優が集結。日本最高峰のVFXを駆使した超絶エンターテイメント=映画版『寄生獣』が誕生。
また、2部作での興行となる本作は、1作目となる『寄生獣』が2014年11月29日、2作目となる『寄生獣 完結編(仮)』が2015年にそれぞれ公開となるが、『寄生獣』公開にあわせて、夏に原作の新装版が刊行され、10月には連続アニメの放送開始が決定している。まさに【寄生獣イヤー】がスタート!
【ストーリー】
人間が食物連鎖の頂点に立つ時代は、突然、終わった。
人間に寄生し、人間に擬態し、人間を捕食する新種の寄生生物“パラサイト”が出現!高校生・泉新一と、彼の右手に寄生した“ミギー”の、奇妙な友情と戦いの物語が始まる。
ある夜、海辺にパラサイトという小さな寄生生物が流れ着く。その寄生生物は人間の脳を乗取って肉体を操り、他の人間を捕食し始める。平凡な高校生活を送る泉新一にも1匹が寄生しようとしたが、新一を襲った寄生生物は脳を奪うことに失敗し、不本意ながら右腕に寄生することとなった。新一は周囲の人間に真実を打ち明けることも出来ずに悩んでいたが、やがて新一とパラサイト・ミギーは友情に近いものを感じるようになっていく。
しかし、新一とミギーの前には他のパラサイトが現れ始め、次々と攻撃をしかけてくる。そして新一の幼馴染の同級生・里美にも危機が訪れる。
事態は深刻度を増し、パラサイトが人を殺し、また人がパラサイトを殺す事態に発展。その中で、高校教師として目の前に現れたパラサイトの田宮良子を筆頭に、パラサイトたちにもそれぞれの価値観が生まれ始める。「われわれはなぜ生まれてきたのか?」地球を壊し続ける人間たちを淘汰するために生まれてきたというパラサイトたち。そのパラサイトを殺し、生き延びようとする人間たち。
「果たして生き残るべきはどちらなのか?」それでも、地球を、そして愛する人を守らなければいけない。
ゆらぐ価値観の中で、新一とミギーはパラサイトとの戦いに身を投じていく。
『寄生獣』
キャスト:染谷将太、深津絵里、橋本愛、東出昌大、大森南朋、北村一輝、余貴美子、國村隼、浅野忠信
監督:山崎貴 脚本:古沢良太、山崎貴 (C)映画「寄生獣」製作委員会
2014年11月29日全国東宝系にてロードショー
公式サイト:http://www.kiseiju.com