『ふたたび swing me again』
人生でやり残したこと、ありませんか?
全てを失った男が、再び歩き始めた。指に馴染んだトランペットと出会ったばかりの孫をつれて。
男は50年の時を経て、最後の旅に出た。友との約束を果たすために。
【ストーリー】
神戸。50年前ジャズバンドに青春を賭けていた男たちは、今やそれぞれの人生の最終コーナーを曲がろうとしていた。78歳になった貴島健三郎は、かつてのバンド仲間を探すために、思うように動かなくなった手に杖を握らせ立ち上がった。
彼の願いは、何も言えないまま姿を消したあの日の許しを請うこと。
そして、あの日果たすはずだった、憧れのジャズクラブ “ソネ” でのセッションを実現させることだった。それは、彼にとってやり残した人生を取り戻す最後の旅。
ジャズにのめりこみ、「死んだ」と聞かされていた祖父との旅に巻き込まれていく孫・大翔(鈴木亮平)。50年の想いを抱え、孫と最後の旅に出る頑固な元ジャズトランペッター・健三郎(財津一郎)。
二人を見守る女性看護士にMINJI。健三郎のかつてのジャズバンド仲間には、藤村俊二、犬塚弘、佐川満男、さらに息子に陣内孝則、その妻に古手川祐子と存在感溢れるキャストが脇を固める。“世界のナベサダ” こと渡辺貞夫も登場し、圧倒的サックスパフォーマンスを披露。
このままでは終われない。
希望に満ちたラストステージが今、幕を開ける。
作品情報 | 『ふたたび swing me again』 |
公開情報 | 2010年11月13日(土)、有楽町スバル座ほか全国ロードショー |
監督・キャスト | 監督・塩屋 俊 キャスト・鈴木亮平/ MINJI /財津一郎 |
配給 | ギャガ |
© 2010『ふたたび』製作委員会 | |
公式サイト | http://futatabi.gaga.ne.jp/ |