『おかえり、はやぶさ』
18年もの間、計画されてきた小惑星探査機。
それは、ただの機械だけど、みんなの想いをのせていた。
2003年5月9日、鹿児島県、内之浦の宇宙空間観測所から打ち上げられた小惑星探査機<はやぶさ>が、60億キロ、7年間におよぶ宇宙の旅から帰還した2010年6月13日。地球と太陽系の起源を解く鍵となる小惑星イトカワのかけらを地球に届けるという人類初のミッションを成し遂げ、大気圏の中で燃え尽きていった。小さな惑星探査機と、そのプロジェクトチームの“あきらめない”挑戦は、日本中に勇気を与える存在になった。
【ストーリー】
太陽より遠い宇宙の彼方にある、小惑星イトカワのサンプルを採取して、地球に帰還する・・・。
人類初のプロジェクトへの期待と、人々の想いをのせて、2003年5月9日、小惑星探査機<はやぶさ>が打ち上げられた。失敗に終わった火星探査機<のぞみ>のプロジェクト責任者の父・伊佐夫への複雑な思いをかかえる<はやぶさ>のエンジニア助手・大橋健人は、エンジンからの燃料漏れ、宇宙の闇に消えてしまったと思われた通信断絶、4基のメインエンジンの全停止など様々な<はやぶさ>の困難を乗り越える中で、プロジェクトチームの一員として成長していく。そして、いつしか<はやぶさ>は、その帰還に懸けた関係者だけでなく、日本中に勇気を与えていくのだった。
迫力の全編3Dで描く、7年・60億キロにおよぶ、機械と人間の冒険の旅。
『おかえり、はやぶさ』
キャスト:藤原竜也 杏 三浦友和 前田旺志郎 森口瑤子 監督:本木克英
(C)2012「おかえり、はやぶさ」製作委員会
2012年3月10日(土)全国ロードショー