『ネイキッドボーイズ・ショートムービー Ｖｏｌ.１』

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【イントロダクション】
『ネイキッドボーイズ・ショートムービー』は、『自分生中継』と『最後のつぶやき』をダブルキャストで各２本完成、それぞれラストだけが違うという一風変わったオムニバス映画です。

ミュージカルやダンス、朗読劇、エチュード、コント、トークなどステージ上でのライブパフォーマンスを中心に活動しているネイキッドボーイズが、次にショートムービーに挑戦。ニコニコ動画やtwitterなどとても現代的な題材を、若いスタッフと共にちょっと不思議でどこかリアルな物語に作り上げ、新たな魅力を発揮！他にもAKB48の藤江れいな、原嶺衣奈など共演者も話題のフレッシュな青春ムービーが誕生！

【ストーリー】
『自分生中継』
イケメンの悟司は芸能界での自分の実力を試そうと、弟分の敬介を誘ってタレントオーディションに応募する。冴えない眼鏡姿でトークもパッとしない敬介に対し、完璧な自己アピールに手ごたえ十分で舞い上がっていた帰り道、携帯に「自分生中継」なるサイトから招待メールが届く。それは登録者の日常がリアルタイム動画で配信されるというものだった。その日から悟司のプライベートはネットで中継されるようになるが、普段は人に見せていない一面をクラスメイトにからかわれて焦った彼は「自分生中継」の権利を敬介に押しつける。
ところが素の心優しいキャラや行動が意外にもユーザーの人気を集めた敬介はあっという間にスターになり、嫉妬した悟司は無理やり権利を奪い返すが、自分勝手な悟司の言動は世間の反感を買って有名大学への推薦入学まで取り消しになってしまう。さらにそんな彼を慕って心配してくれた後輩の奈々子にもひどい態度をとった悟司は完全に孤立状態に……。自分にとって本当に大切なものが何なのかようやく気づいた悟司、さあどうする？

『最後のつぶやき』
バンド仲間だった勇二の死から二年。遺されたメンバーのカワマサこと河合正敏は音楽をやめ、大学生ながらアプリ開発のビジネスで成功を収め、将来有望なカリスマとして脚光を浴びていた。だがある日、開発中の音楽アプリのデータが突然パソコンから消えてしまい、カワマサは窮地に立たされる。それと同時に彼の周りでは、死んだ勇二のアカウントを語る誰かがツイッターでつぶやき始めるという不思議な出来事が起こり始める。
勇二を名乗る者のつぶやきはだんだん挑発的になってきて、すっかり信用を失ったカワマサは、バンド時代からのつき合いである恵子とともに犯人を探し出そうとする。もう一度音楽活動を再開して欲しいと言う恵子に「自分にはその資格はない」と告げるカワマサ。彼は勇二の死に責任を感じていたのだ。するとどこからともなくかつて作った曲が聴こえてくる。懐かしい音色に惹かれて二人が部室にかけつけるとなぜか捨てたはずの勇二のギターがあった。そこへ新しくツイートされる勇二からのつぶやき。果たしてその正体は？

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