ー3分11秒に込められた思いー311 仙台短篇映画祭制作プロジェクト『明日』
311 仙台短篇映画祭制作プロジェクト『明日』いよいよ東京地区ロードショー決定!
今年で12回目を迎える「ショートピース!仙台短篇映画祭」。昨年は3月11日の東日本大震災の影響を受け、それまでの開催場所でもあった仙台メディアテークが被災し、開催が危ぶまれた頃、これまで参加した監督たちから「仙台のために何かできないか」という声が上がった。
その声を受けて映画祭側から各監督たちに「映画祭がやりたい、映画を作ってほしい」と連絡をしたところ、41人が作品制作の形でそれに応えた。3分11秒という制約の中で、それぞれが3月11日以降の自身と対峙し、葛藤を経て作られたオムニバス作品。監督たちは、あの日から何を思い、映画というフィルターを通してどんな「明日」を見せてくれたのか。
各映画祭に招待されてきたこの作品がいよいよ劇場にてロードショー。震災から1年、まだまだ「あの日」の傷跡が癒えないままの現在、復興への思いを込めた作品に注目していただきたい。
●参加監督および作品タイトル
阿部理沙『ひとりの父』、
生田尚久『C e l l 』 、
井上剛『あたらしい日常』、
今泉力哉『Mother Said. I sing. Wife Listen.』、
入江悠『Never Give Up by MC TOM( SR サイタマノラッパー) 』、
ウイスット・ポンニミット『明日』、
岡田まり『バースデー』、
甲斐田祐輔『夏の視界』、
片岡翔『超スーパーギガゴーレムSV プラス超リーサルウエポンⅡアンドギガ』、
加藤直輝『Echo Never Goes out』、
河瀬直美『わすれなぐ』、
境千彗子『夜は明ける』、
佐々木健太『パスポート』、
佐藤央『2011/194』、
佐藤良祐『Carnival』、
塩田明彦『世界』、
志子田勇『測量技師たち』、
篠原哲雄『柔らかい土』、
鈴木太一『ベージュ』、
鈴木卓爾『駄洒落が目に沁みる』」、
瀬田なつき『Humming』、
タカハタ秀太『びんた』、
田中博之『駆ける愛×YOU 欠ける彼 架ける明日』、
田中洋一『10.19』、
田中要次『蝶蜻蛉は虹の夢を見る』、
田平衛史『我が家のなす模様』、
遠竹真寛『春江』、
冨永昌敬『妻、一瞬の帰還』『武闘派野郎』、
外山光男『手』、
内藤瑛亮『廃棄少女』、
中野裕之『明日』、
朴美和『ちょうちょ』、
濱口竜介『明日のキス』、
日原進太郎『アイツがやって来る』、
日向朝子『一枚の履歴書』、
平林勇『Matou』、
堀江慶『3・12』、
真利子哲也『スポーツマン』、
守屋文雄『ダーンポンビャ』、
山下敦弘(真夜中の子供シアター)『無事なる三匹』、
和島香太郎『WAV』
※上映はあいうえお順です
2012年3月31日(土)〜4月6日(金) ポレポレ東中野にて夜9時からレイトショー
2012年3月31日(土)〜終了未定 ロングラン決定!昼12:30からロードショー(火曜休映)
2012年3月10日からキネカ大森、ブリリアショートショートシアターにて期間限定で公開後、ポレポレ東中野とトリウッドで2012年3月31日より同時スタート、トリウッドでは既に2ヶ月以上のロングランが決定している。