ついに開催!『第1回町田CON-CANショートフィルム・フェスティバル』



2012年2月11日(土)、12日(日)開催!
『第1回町田CON-CANショートフィルム・フェスティバル』

2012年1月24日(現地時間)にノミネートが発表されたフランスで最も権威ある賞・セザール賞(第37回/2011年度)においてアニメーション短編部門の最終選考ショートリスト10作品にエントリーされていた瀬戸桃子氏の『PLANET Z』が今週末に開催をむかえる第1回町田CON-CANショートフィルム・フェスティバルにて凱旋上映されることが急遽決定した。

日本人女性監督がこの部門で最終ショートリストに残ることは初めての快挙。本作の日本での上映は本映画祭が初めてであり、Program D : 「By Women -女性クリエーター特集-」のゲストとしてご本人が登壇し、Q&Aも実施する。

瀬戸桃子氏コメント
「CON-CAN映画祭は認知度はまだ低いかも知れないが、 作品の質が本当に高い。世界の映画祭と競る質の良さです。 そんな中でセレクションされて、Very Honoured!!」

『PLANET Z 』について
広い宇宙のどこかにある惑星Z。 奇跡がそこで起きる。
水が突然沸き出し新しい生命が生まれ荒野だった場所が 突然緑に覆われて行く…が、生命は互いに常に浸食し合う。圧倒的な完成と映像美によるマイクロコズミックアニメーション。
2012年のパリ・ファンタスティック映画祭グランプリはじめ、ベルリン映画祭短編部門の正式出品作品に選ばれるなど、世界の100以上の映画祭で受賞や上映される

『第1回町田CON-CANショートフィルム・フェスティバル』
日程:2012年2月11日(土)、12日(日)
会場:[メイン会場]町田市民フォーラム
[サテライト会場]町田市民文化交流センター、町田市立中央図書館
公式サイト:http://www.mediasoken.jp/machida-concan/

初日の夕方からは文化交流センターにてレセプションパーティーを開催。地域、ゲスト、スタッフ&観客と様々な人達による交流をテーマにしたセレモニーとなっています。

上映プログラム概要:
Program A : 「Finnish Shorts/フィンランド特集」
タンペレ映画祭とのコラボによるフィンランド・ショートプログラム。
今回は、北欧で最も歴史あるタンペレ映画祭のディレクターをお招きし、フィンランド・カルチャーの側面を様々なショートフィルムを通してお届けします。

Program B : 「Isamu Hirabayashi/平林勇特集」
日本人で唯一、カンヌ、ベルリン、ヴェネツィアの三大国際映画祭短編部門全てにノミネートしている平林勇監督の特集。 上映後は監督とゲストをステージに招き、作品や制作の背景にせまる。

Program C : 「Short Cuts/ショート・カッツ」
実に多くのショートフィルムが様々な文脈や目的の中で毎日のように世界中で制作されている中、ショートフィルムの魅力の一つにはこれと言った定義が無いという事にある。 このプログラムは、そういった世界の森羅万象の中からショートフィルムの多様性や映像的思考の面白さを尊重するきっかけを与えてくれた作品群。

Program D : 「By Women -女性クリエーター特集-」
世界で活躍する女性クリエーターにフォーカスしたプログラムです。 変身、性、出産、宗教、経済、異文化、創造力など7つのテーマを女性作家の視点からショートフィルムならではの表現に落とし込んでいる作品を集めた。 女性(勿論男性にも)必見のプログラム。

Program E : 「Love Stories/ラブ・ストーリーズ」
どの時代においても普遍的な物語として表現されて来た人間の愛。ショートフィルムの世界においても、それぞれの文化や文脈の数だけ愛の表現も多様に描かれています。このプログラムでは、世界の様々な愛の物語をカルチュラル・ラブ・ストーリーとして描いている作品を集めた。

Program F : 「By Relations/つながり」
昔から人は一人では生きられないと言いますが、それは生物学的にも証明されているといいます。なぜ我々は様々なコミュニティや社会を形成して行きているのでしょうか?それは、2011年に日本を襲った東日本大震災の復興活動にも垣間見れるのではないでしょうか。このプログラムでは、家族、社会、文化、国家など様々なつながりを描いた作品をご紹介します。

Program G : 「3.11 A Sense of Home Films」
– なら国際映画祭東日本大震災復興支援映画プロジェクト –
仙台短篇映画祭の企画「311明日」の依頼を受けた河瀬直美監督が、その輪を世界に広げるべくスタートしたプロジェクト。 計21名の監督によるショートフィルム・プログラム。

Program H : 「バリアフリー映画 THE CODE/暗号 」
活動弁士、佐々木亜希子の音声ガイドが吹き込まれた上映会となっております。健常者の方も、よりお楽しみ頂ける内容になりますので、映画の可能性を感じてください。

■登壇ゲスト(予定)
・ユッカ-ペッカ・ラクソ(タンペレ映画祭ディレクター)
・ウッラ・キンヌネン(フィンランドセンター文化担当)
・平林勇監督(映画監督)
・土居伸彰(アニメーション研究・批評)
・瀬戸ももこ(映像作家)
・大野留美(シネフィル・イマジカ/テレビマンユニオン)
・佐々木亜希子(活動弁士)
・河瀨直美(映画監督) *スカイプによる参加

*チケット販売:2日間通し券+パンフレット 3,000 円 1日券+パンフレット 2,000 円
※前売券:チケットぴあ( http://ticket.pia.jp/pia/event.do?eventCd=1200595 )

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