『不惑のアダージョ』



心に染みる人間ドラマの秀作。
全ての女性に贈る、『不惑のアダージョ』

四十を迎え、更年期に思い悩む修道女が主人公。 性、母と子、恋愛、老い、など、女性たちが人生を生きるうえで、必ず訪れる心身の変化、葛藤する現実が、一人の女性を通じて、柔らかく格調高く描かれている。本作は、ゆうばり国際映画祭で初上映後、ロッテルダム国際映画祭タイガーアワード入選、ローマ国際映画祭など、数々の国際映画祭で絶賛。監督は、本作が長編初となる井上都紀(いのうえ・つき)。

主人公を演じるのは、アーティストへの楽曲提供でも知られる、ミュージシャンの柴草玲。劇中ではあらゆる楽器を演奏し、本作の音楽も担当。また、映像では初のバレエダンサー役として、西島千博が特別出演し、オリジナルのダンスを披露している。主人公の演奏とともに、繰り広げられるダンスシーンは圧巻。 「こんなにロマンティックなバレエシーンは観たことがない」と、海外映画祭で評された。

晩秋の美しい紅葉を背景に、過去日本映画では描かれることがなかった題材を、叙情的に見事に映像化。誰しもの心に染みる人間ドラマの秀作。女性だけではなく、ぜひ男性の方にも観て頂きたい。

【ストーリー】
若き日に神へ身を捧げたシスター。
教会でオルガンを弾き、静かで穏やかな日々を過ごすなか、彼女は人よりも早く更年期を迎えようとしていた。ある日、バレエ教室のピアノ伴奏を頼まれ、引き受けることに。その出来事をきっかけに、彼女の心に変化が訪れていく・・・。
 

作品情報『不惑のアダージョ』
公開情報今秋ユーロスペース他にて順次公開
監督井上都紀
キャスト柴草 玲 千葉ペイトン 渋谷拓生 橘 るみ /西島千博(特別出演)
配給ゴー・シネマ
公式HPhttp://www.autumnadagio.com 
 (C) 2009 Autumn Adagio Film Committee

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