『ドストエフスキーと愛に生きる』試写会にご招待!


dostevski_mainどんなに苛酷な運命でも、本が好きだから乗り越えられた。
文学の力によって高められる人の営みをたおやかに描いたドキュメンタリー。

『ドストエフスキーと愛に生きる』試写会にご招待!

【応募フォームはこちら】

試写日 2014年2月10日(月) 場所:渋谷アップリンク
時間 15:00開場/15:30開映 (上映時間93分)  ご招待数 5組10名様 【応募締切:2月2日】

84歳の翻訳家スヴェトラーナが織り成す深く静かな言語の世界と、紡がれる美しい言葉たち――。
ドストエフスキー文学と共に歩んだ一人の女性の、数奇な半生を追ったドキュメンタリー。

80歳を超える翻訳家スヴェトラーナ・ガイヤーの横には、華奢な姿に不似合いな重厚な装丁の本が積まれている。『罪と罰』『カラマーゾフの兄弟』『悪霊』『未成年』『白痴』、言わずと知れたロシア文学の巨匠・ドストエフスキーの長編作品。

それらを“五頭の象”と呼び、生涯をかけてドイツ語に訳した。1923年ウクライナ・キエフで生まれ、スターリン政権下で少女時代を過ごし、ナチス占領下でドイツ軍の通訳として激動の時代を生き抜いた彼女は、なぜドストエフスキーを翻訳したのだろうか?高潔なる知性と独自の哲学を持って、ドストエフスキー文学の真の言葉を探す横顔には、戦争の記憶が深い皺となって刻まれている。

本作では、一切の妥協を許さない彼女の織り成す深く静かな翻訳の世界と、紡がれる美しい言葉たち、丁寧な手仕事が繰り返されるスヴェト ラーナの静かな日常を追う。一人の女性が歩んだ数奇な半生にひっそりと寄りそう静謐な映像が、文学の力によって高められる人の営みをたおやかに描き出す。

2011年の山形国際ドキュメンタリー映画祭にて、インターナショナル・コンペティション部門 優秀賞、市民賞の2冠を受賞。

『ドストエフスキーと愛に生きる』
キャスト: スヴェトラーナ・ガイヤー、アンナ・ゲッテ、ハンナ・ハーゲン、ユルゲン・クロット
監督・脚本:ヴァディム・イェンドレイコ
2014年2月22日(土)より渋谷アップリンク・シネマート六本木にてロードショー
公式サイトhttp://www.uplink.co.jp/dostoevskii/

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