『孤独なツバメたち〜デカセギの子どもに生まれて〜』


2つの故郷の間で揺れ動く、日系ブラジル人の若者たちの知られざる青春

「日本で将来の夢はない、ブラジルに帰っても外国人あつかいされる‥」
そんな日系ブラジル人の子供たちが静岡県浜松市にはたくさんいる。彼らは幼い時、デカセギの親と共に日本にやってきた。日本で生まれ育っても、ブラジル国籍のため義務教育が保障されておらず、多くの子どもたちは中卒か、中学も中退して、工場で働いている。夢があってもそれを叶えるすべを知らず、安定した仕事にもつけない。しかし彼らは、どんなにつらくても、生き生きとして、底抜けに明るい。

『孤独なツバメたち〜デカセギの子どもに生まれて〜』は、浜松学院大学の津村公博教授と映画監督・中村真夕、そして日系ブラジル人の青年たちのグループ・Minority Youth Japanの共同製作で、浜松そしてブラジルで孤独な渡り鳥のように、自分の居場所を求めて生きようとしている5人の若者たちの二年半を追ったドキュメンタリー。

デカセギという運命に翻弄されながらも、強く生きる青年たち・・・・

【ストーリー】
19歳の青年・エドアルドは、日本とブラジルを行ったり来たりして育ったが、日本の中学校を中退し、16歳で工場で働き始めた。ブラジル人の中学生のための進学教室で英語を始めるが、不況のために工場での仕事を失い、一時は帰国も考える。そんな時、もう一度日本でやり直すチャンスを得る。
 15歳の少女・パウラは日本で生まれ育ち、ブラジルには行ったことがない。中卒で工場で働いていたが、家族と共に帰国することになってしまう。ブラジルに帰っても恋人と関係を続けようとするパウラだが、彼女にはつらい試練が待っていた。 19歳のユリは、車上荒らしで捕まり、一年間を少年院で過して帰ってきた。しかしずっと裏切り続けた父との和解を求め、出所後、数週間で帰国を決意する。

『孤独なツバメたち〜デカセギの子どもに生まれて〜』
監督:津村公博 中村真夕 プロデューサー:津村公博 撮影:中村真夕 津村公博 村井隆太
木村伸哉 佐藤アユミ・パウラ 編集:中村真夕 支援:国際交流基金
配給:アルゴ・ピクチャーズ
2012年5月26日より新宿K’s cinemaにてロードショー決定!
2012年6月30日より浜松シネマイーラにてロードショー決定!

 

 

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