検索結果 " 高橋アツシ "

先取りレビュー

夜明けと共に 神に祈ろう『オン・ザ・ミルキー・ロード』レビュー

作品において作家性を示すフィルム・メイカーには大抵当て嵌まる事ではあるが、その対象が世界三大映画祭(カンヌ国際、ベルリン国際、ベネチア国際)を制覇したエミール・クストリッツァ監督ならば殊更に、その祖国…
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シネマな名古屋

想いはセクシュアリティを越えて『大須にじいろ映画祭2017』レポート

愛知県初のLGBT系映画祭、『大須にじいろ映画祭2017』が開催され、盛況のうちに幕を閉じた。(2017年8月19日・20日 シアターカフェ) “LGBT”とは、それぞれ女性同性愛者(Lesbian)…
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湘南に声が集う夏『きみの声をとどけたい』レビュー

神奈川県の相模湾沿岸一帯は、湘南と称されている。その名は、かつて中国に存在した禅宗の重要拠点である長沙国湘南県を由来とする説が有力で、日本でも臨済宗を中心に禅宗を厚遇した鎌倉幕府の所在地とも重なる。徳…
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その白旗に、パント・ブロック!『ギフト 僕がきみに残せるもの』レビュー

アメリカン・フットボールは、19世紀後半にアメリカとカナダの大学で行われた対抗戦を起源とする、ラグビールールのフットボールから北米独自に進化を遂げた球技である。発祥地であるアメリカでは、「フットボール…
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21世紀 フィリピン 内なる負債『ローサは密告された』レビュー

フィリピンから、観逃すと必ずや後悔する今年屈指の1本が届いた。ブリランテ・メンドーサ監督(『キナタイ マニラ・アンダーグラウンド』『囚われ人 パラワン島観光客21人誘拐事件』)最新作、『ローサは密告さ…
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リアル・ロッキーは、ギャンブラー『ビニー/信じる男』レビュー

『マネー・ゲーム』のベン・ヤンガー監督の最新作『ビニー/信じる男』は、ボクシング映画だ。しかし、ただのスポーツ・ドラマではない。「奇跡の復活劇」を含む5度の世界チャンピオンに輝いた実在のボクサー、ビニ…
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We love and hate もうそうさ『アリーキャット』レビュー

「alley cat」とは、「野良猫」を意味する。 野良猫は「stray cat」では、と疑問に思う方もいるだろう。むしろ、ブライアン・セッツァー率いるロカビリーバンドにも用いられた単語なので、こちら…
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ユーモアとペーソス、そして社会風刺『ありがとう、トニ・エルドマン』レビュー

社会の最小単位は家族である、という言い回しをよく耳にする。 では、家族の最小単位は、婚姻である夫婦なのだろうか。それとも、血縁である親子なのだろうか。 そんな人間関係の基本であるはずなのに、夫婦関係も…
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シネマな名古屋

来てくれたって“E”じゃない!『第5回 MKE映画祭』潜入レポート

今年も美濃に初夏を告げるご当地映画祭『第5回 MKE映画祭』が開催された。(2017年6月10日 岐阜県図書館) 全国から寄せられた20分以内の短編映画は昨年にも増して80作品となり、厳しい審査により…
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5人の脚本家 5色のキス『×××KISS KISS KISS』レビュー

同棲中の兎雨子(松本若菜)と晴日斗(加藤良輔)は、喧嘩が絶えない。一緒に暮しているのに、お互い遠ざかるばかりだ。今日も兎雨子は勤務先の図書館で朗読会を担当し、晴日斗は飲んだくれた挙句に刹那的な一日を過…
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映画監督、詩に挑む『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』レビュー

きみが好きです。 死ぬこともあるのだという、 その事実がとても好きです。 (『死んでしまう系のぼくらに』収録「望遠鏡の詩」より抜粋) 詩人・最果タヒの詩の、いったい何に衝撃を受けたのか、言語化すること…
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