『想いのこし』


omoinokosi明日、この世から自分が消えてしまうとしたら、
今日、あなたは誰にどんな想いを伝えますか?

ある日、突然おとずれた“別れ”をどう受け止めるのか──。『想いのこし』は、この世に想いを残して去る者と残されて生きていく者の決して交差するはずのない“想い”をドラマティックに綴るエンターテインメント。必ず泣ける感動作として日本映画史にタイトルを刻む『黄泉がえり』『いま、会いにゆきます』『ツナグ』に続く、心揺さぶる名作がまたひとつ誕生。

主人公のガジロウを演じるのは、惚れ惚れするルックスと確かな演技力を兼ね備え、ドラマや映画に引っ張りだこの岡田将生。今回は“女たらしでお金に目がない”サイテー男だけれど憎めないキャラクターに挑み、深みのある演技で人々を魅了する。一方、プロポールダンサーのユウコ役には実力派女優の広末涼子。日本ではあまり馴染みのないポールダンスに挑み華麗なダンスを披露するだけでなく、ひとり息子・幸太郎へのかけがえのない愛を繊細に力強く演じきった。また、ユウコのダンサー仲間に木南晴夏と松井愛莉、彼女たちを支えるDJ兼運転手役に鹿賀丈史など豪華キャストが顔を揃える。

原作は全国の書店員や書評家が大絶賛する「彼女との上手な別れ方」。監督はドラマ「JIN-仁-」や大ヒット映画『ROOKIES-卒業-』『ツナグ』など、記憶に残る感動作を次々と生み出すヒットメイカー・平川雄一朗。未練を残したままこの世を去った人たちの“想い”を大金と引き換えに叶えていくという意表をついたストーリーを、笑って泣ける極上のエンターテインメントに昇華させた。
そして、最後の“別れ”の瞬間がおとずれたとき、優しくも清々しい涙に包み込まれる──。

【ストーリー】
伝えたいことがあるそうです。(死んでしまいましたが……)

金と女に目がないダフ屋のガジロウ(岡田将生)、29歳。甘いマスクで次から次へと女を口説き、軽口でチケットを売りさばく生粋の遊び人だ。そんな彼にある日おとずれた不慮の交通事故……。幸い無傷で済んだガジロウだったが、その事故で亡くなったポールダンサーのユウコ(広末涼子)と、彼女の仲間たちが現れる。

小学生の一人息子・幸太郎(巨勢竜也)を残して逝ったユウコ、結婚式を目前に控えていたルカ(木南晴夏)、同級生に密かに想いを寄せていたケイ(松井愛莉)、そしてやり残した仕事を忘れられない元消防士のジョニー(鹿賀丈史)。それぞれがこの世に大きな未練を残し、大切な人に伝えたい“想い”を抱えていた。

4人がこの世に遺した想いは、最悪のチャラ男に託された!

死んでしまった自分たちの姿が見えるのは、ガジロウただ一人。そこで、ユウコたちはお金と引き換えにやり残したことを叶えてほしいと懇願する。「何で俺が?」と、嫌々ながらも大金に目がくらみ4人の未練を叶えることを引き受けたガジロウだったが、一人、また一人、彼らの“代わり”に彼らの大切な人に“想い”を伝えていくことで、お金と女にしか興味のなかった“サイテー男”の心が小さく揺れはじめ、やがて大きく変化していく。

そして、一人息子を残してこの世を去れないユウコと残された幸太郎、母から子へ、子から母へ、それぞれの深い想いと愛を知ったとき、ガジロウは思いもよらぬ行動に出る。
物語は、誰も想像しなかった感動のクライマックスへと動き出す――。

『想いのこし』
岡田将生 広末涼子 木南晴夏 松井愛莉 巨勢竜也/高橋努 川籠石駿平 佐藤二朗/村杉蝉之介 鹿賀丈史
監督:平川雄一朗 脚本:岡本貴也、HARU 音楽:松谷卓
原作:岡本貴也「彼女との上手な別れ方」(小学館)
主題歌:HY「あなたを想う風」(ASSE!!Records/UNIVERSAL J)
配給:東映 (C)2014「想いのこし」製作委員会
11月22日(土)全国ロードショー
公式サイト :http://www.omoinokoshi.com/

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