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『神宮希林 わたしの神様』の初日舞台挨拶が行われ、樹木希林、伏原健之監督、阿武野勝彦プロデューサーが登壇した。(2014年4月26日 オーディトリウム渋谷)kirin2

2013年に20年に1度の式年遷宮の年を迎えた伊勢神宮。
本作は旅人・樹木希林を追った、人生はじめてのお伊勢参りドキュメンタリー。TV番組として放送された後、映画版用に再編集され今回の公開を迎えた。

「昨日、床屋に行きましたら、床屋のおかみさんが「(映画は)どこでやってんの?」と言うから、「私たちの年齢の者が歩く街でやってないよ」という風に私が宣伝しているものですから(笑)」と、樹木流のアピールをしている様子。

また、内田裕也さんはご覧になったんですか?という質問に対して、「俺はいい出来になっていると思うよ、観てないけど」と言われたことを明かし、場内は笑いに包まれた。

伏原監督は「伊勢神宮と樹木希林さんという、得体のしれない良くわからないモノを1つの物語にするという事で、どういう風にしようと思いながら、希林さんに「あそこに行ってください、ここでお参りして下さい」と指示していたが、だんだん希林さんについて行くだけで出来てしまった。製作者と出演者を越えて、本当に一緒に作った感じがした」との思いを明かした。

kirin3「観てください、観てくださいという映画ではないと私は思う。ただ、そういう時代にこういう映画があったなという。(本日公開が始まった)19本の中の1本ですけど、自費で、宣伝費を出していない映画ですけど、でも何かの物が残る。(映画館に)休みにきてくださればいいなと思います」と、最後まで樹木らしいコメントを残した。

取材・スチール撮影 南野こずえ

【ストーリー】
いきることに つかれたら ねむりにきてください

樹木希林 はじめてのお伊勢参り。どうぞごいっしょに、式年遷宮をめぐる旅へ

旅人は、樹木希林。「自分の身を始末していく感覚で毎日を過ごしている」。 本作は、そう語る希林さんの人生はじめての「お伊勢参りドキュメント」。 旅は、希林さんの東京の自宅からはじまります。2013年、伊勢神宮は二十年にいちどの式年遷宮の年。遷宮とは、いうなれば、神様のお引越し。参宮街道を行き、お白石持行事などの祭事に参加、伊勢神宮の神域をめぐり、広大な神宮林の山に登り、俳句をひねる。女たちが祈る志摩の石神さまも訪ねます。

希林さんには会いたいひとがいました。歌人の岡野弘彦さんです。戦争と震災と神宮…。89歳のいまも未来に何かをつたえようとしている岡野さんのお話に、希林さんは何を感じたのでしょう。

この旅の映画化について、「生きることに疲れたら、どうぞ眠りに(映画館に)来てください。」と希林さんは話しています。

ところで、神様ってホントにいるんでしょうか? いるとしたら、どこに?
真新しい檜の香。淨闇に包まれた内宮の遷御。夢とも現実ともつかぬまま深まってゆく、旅。生きることについて、いのちについて、家族について、それからやっぱり、愛について想いをはせる。そんなお伊勢参り。あなたもどうか、ゆるりごいっしょください。神宮希林_main

『神宮希林 わたしの神様』
監督:伏原健之 プロデューサー:阿武野勝彦
製作・配給:東海テレビ放送 配給協力:東風
(C)東海テレビ放送
4月26日(土)より、オーディトリウム渋谷、新宿武蔵野館(モーニングショー)ほか全国順次公開
公式サイト http://www.jingukirin.com

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