『ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの』現代美術の聖地N.Y.ホイットニー美術館でワールドプレミア上映!


大ヒットロングランを記録した、NY 在住の佐々木芽生監督の映画『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』の続編、『ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの』が、3月30日より公開される。日本での公開に先駆け、世界の現代美術を牽引する街ニューヨークのホイットニー美術館にて、ワールドプレミア上映会と、本作の主役であり世界的なアートコレクターであるドロシー・ヴォーゲルと佐々木監督を迎えて舞台挨拶を行った。

雨にも関わらず出演アーティストや、キュレーター、映画関係者、今回の寄贈計画50×50の中心人物であるナショナル・ギャラリー元現代美術学芸員ルース・ファイン氏など、約200人もの人々がお祝いに駆けつけ、盛大なワールドプレミア上映となった。「前作から約4年を経た今日、続編『ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの』を無事に世に出すことができ、ほっとしました。映画上映後、ドロシーがスタンディング・オベーションで舞台へ迎えられた姿を見た時は、もう一度“親孝行”できた気がして嬉しかったです。」と、シリーズの制作を通して、ドロシーと親子のような信頼関係を築いた佐々木監督は語った。

また、「コレクションの中で一番忘れがたい作品は何ですか?」という質問に対して、ドロシーは「アート作品で、特に忘れがたいと思うものはありません。忘れられないのは、ハーブのことだけ。」と涙ぐんで答えると、会場が一瞬静寂に包まれた。さらに、「唯一残念だったのは、ハーブと一緒に、このプレミア上映の場でお祝いできなかったことですが、きっと彼の魂は、今晩私たちと共にいてくれたと思います。」と語った。

【作品紹介】
ごく普通の一般市民でありながら世界有数のコレクションを保持し、ついにはアメリカ国立美術館にそれらを寄贈するまでに 至った有名アートコレクターのハーブ&ドロシー夫妻。コレク ション開始から半世紀を経て、5,000点近くの膨大な作品群は、 全米50の美術館に50作品ずつ寄贈されることになる。この前代未聞のアート寄贈計画のゆくえを追ったドキュメント。

『ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの』
公式HP http://www.herbanddorothy.com/jp/
2013年3月30日(土)より新宿ピカデリー、東京都写真美術館ほか、全国順次ロードショー!
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