『大奥』プレミアム試写に堺・菅野ら11人が和装で登場!



大ヒットを記録した映画『大奥』から2年。連続テレビドラマ「大奥~誕生[有功・家光篇]」が先日遂に最終回を迎え、ドラマから約30年後の綱吉の時代を描く、映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』がいよいよ12月22日(土)から全国公開となる。約4000人が集まった舞台挨拶付きプレミアム試写会にはキャスト全員、美しい和装姿で舞台挨拶に登場した。(2012年12月17日 東京国際フォーラム)

【登壇者】堺雅人、菅野美穂、尾野真千子、柄本佑、要潤、桐山漣、郭智博、永江佑貴、三浦貴大、宮藤官九郎、西田敏行、金子文紀監督

堺雅人:野心を胸に大奥入りした右衛門左という役を演じさせていただきましたが、ぼく自身はあまり野心がないので自分の中の野心MAXで演じさせていただきました。今年はドラマと映画とで大奥づくしの1年でした。豪華絢爛な世界を描いた作品ですが、最後に残るのは人間の孤独であったり2人の愛だったり…、そういった手に届く人肌のメッセージがみなさんに届くと良いなと思います。

菅野美穂:映画とは撮り終わるまでが半分、公開するまでが半分で、それまで色々な取材を受けてきました。取材中、演じた綱吉について話す機会が多かったんですが、綱吉は色気があったり天真爛漫だったり、分かりやすく説明するのが難しい役だったんです。でも、“壇密さんみたいな役”と言えば良かったんだと今日やっと分かりました。(笑)

尾野真千子:演じた柳沢吉保は、本当にかっこいいなと思いました。だから恰好よく演じようと思って取り組みました。実在の人物とは聞いていますがあまり歴史のことは考えないようにしました。

要潤:みんなー!ただいまー!…踊る大捜査線の雰囲気をだしてみました。(会場爆笑)普段の僕とは真逆の役だったので、役者人生をかけて演じました。壇密さんの真逆のタイプだと思っていただければ分かり易いかと。(笑)

柄本佑:秋本は右衛門佐のそばにずっといる役なので、右衛門佐の邪魔にならないように意識して演じました。空気のように、存在感がないのに、名前を呼んだら実は隣にいるような人物を目指しました。

金子監督:かれこれ7年間、大奥に携わってきましたが、本作ですべて出し切りました。キャストのみなさんはいい意味で予想を裏切ってくれました。アドリブのすごい西田さんに関しては台本には“怒っている”と書いてあるシーンに、いきなり泣きの演技を入れてきたんです。それが結果的にすごく良かった。

【ストーリー】
時は元禄、将軍は才能と美貌を備えた五代綱吉の時代。綱吉の手腕により、徳川幕府は栄耀栄華・最盛期を迎えていた。しかし一人娘・松姫を亡くしてからは状況が一転、綱吉は世継ぎ作りに専念させられることに。やがて世の中は乱れていき、そして大奥では正室と側室の派閥争いに拍車がかかる。そんな中、京より一人の男が大奥入りする。男の名は右衛門佐。自らの才覚と野心をもって、綱吉に取入り、大奥内での権勢と富を手に入れていくのだった―。
混乱極める世の中、そして愛憎渦巻く【男女逆転】大奥で、愛よりも権力に生きたかった男と、徳川家という宿命に生きる定めを負った女将軍、2人が最後に信じたのは・・・・。

『大奥 ~永遠~ [右衛門佐・綱吉篇]』
堺雅人、菅野美穂、尾野真千子、柄本佑、田中聖、 要潤、桐山漣、竜星涼、満島真之介、郭智博、永江祐貴、三浦貴大、市毛良枝、榎木孝明、由紀さおり、堺正章、宮藤官九郎、西田敏行 監督:金子文紀
(C)2012男女逆転『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』製作委員会
2012年12月22日(土)全国ロードショー

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