『ル・アーヴルの靴磨き』


 

フィンランドの巨匠が描く、現代のおとぎ話。

『浮雲』『過去のない男』のフィンランドの巨匠、アキ・カウリスマキ監督最新作がついに公開される。カンヌ国際映画祭国際批評家賞、エキュメニック賞スペシャル・メンションなど数々の賞を獲得し、“最高のハッピー・エンディング映画”として世界各国で絶賛を浴びた本作。世知辛い世の中にあって「“カウリスマキ界隈”では奇跡が本当におきてしまう」と言わしめる、現代のおとぎ話が誕生した。

また、今回の公開を記念して処女作『罪と罰』から前作『街のあかり』まで、アキ・カウリスマキ監督作品全20作の特集上映【おかえり! カウリスマキ】も決定。『浮き雲』『過去のない男』『街のあかり』の“敗者三部作”はもちろん、新作『ル・アーヴルの靴みがき』の前日譚といわれる『ラヴィ・ド・ボエーム』など、日本でも人気の高いカウリスマキ監督の作品を一度に堪能できる。

【ストーリー】
北フランスの港町ル・アーヴル。パリでボヘミアン生活を送っていたマルセル・マルクスは、いまはル・アーヴルの駅前で靴をみがくことを生業としている。家には献身的な妻・アルレッティと愛犬ライカが彼の帰りを待っている。そんなある日、港にアフリカからの不法移民が乗ったコンテナが漂着する。警察の検挙をすり抜けた一人の少年イドリッサとの偶然の出会いが、マルセルの人生にさざ波をおこす。しかし同じ頃、妻のアルレッティは医師より、余命宣告を受けるのだった…。

『ル・アーヴルの靴みがき』

監督:アキ・カウリスマキ 出演:アンドレ・ウィルム、カティ・オウティネン 他
公式HP http://www.lehavre-film.com/
© Sputnik Oy
2012年4月28日(土)より、ユーロスペースほか全国順次ロードショー!

【おかえり! カウリスマキ】
●上映作品●
罪と罰
カラマリ・ユニオン
パラダイスの夕暮れ
ロッキーⅥ
ハムレット・ゴーズ・ビジネス
ワイヤーを通して
真夜中の虹
レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ
マッチ工場の少女
コントラクト・キラー
ラヴィ・ド・ボエーム
悲しき天使
俺(おい)らのペンギン・ブーツ
トータル・バラライカ・ショー
愛しのタチアナ
レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う
浮き雲
白い花びら
過去のない男
街のあかり
※上映時間はユーロスペースHPにてご確認ください

配給=ユーロスペース
ユーロスペースHP http://www.eurospace.co.jp/
入場料金:一般・大学専門学校生1300円/会員・シニア1100円/高校生800円/中学生以下500円/『ル・アーヴルの靴みがき』前売券をご提示で1000円
4月21日(土)~27日(金) ユーロスペースにて一挙上映!

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