作者アーカイブ: シネマカラーズ - ページ 3

先取りレビュー

男女7人スマ放談?『おとなの事情』レビュー

愛と芸術の国イタリアより、とびきり可笑し­くて、ちょっぴり泣ける、粋でウィットに富­んだ、何とも贅沢なワン・シチュエーション­・コメディ映画が届いた。 CM業界で名を馳せた遅咲きの鬼才パオロ・ジェノヴ…
続きを読む
先取りレビュー

名匠が信じた、世界市民の眼『わたしは、ダニエル・ブレイク』レビュー

イギリスが誇る社会派の名匠ケン・ローチ監督が映画界からの引退を表明して、3年が経とうとしている。 『この自由な世界で』(2007年/96分)で格差がもたらす闇を、『ルート・アイリッシュ』(2010年/…
続きを読む
先取りレビュー

不完全でいいの。みんなそうだから『彼らが本気で編むときは』レビュー

LGBTの認知度が高まる中、本作のような作品を特殊に思う人は少なくなっただろう。センセーショナルに扱うことはなくなり、それは一つのモチーフとして自然にそこに在る。『かもめ食堂』、『めがね』の萩上直子監…
続きを読む

ハートに愛を、心にスタンガンを!『愛∞コンタクト』鑑賞記

早川ナオミという名前を聞いてピンと来る人は、相当な映画ファン、一廉の日本映画通であろう。 『旧支配者のキャロル』(監督:高橋洋/2011年/47分)という短編映画があった。【コラボ・モンスターズ!!】…
続きを読む
シネマな名古屋

散らばり 混ざりあい 形づくる『レミニセンティア』鑑賞記

「今日は(井上雅貴)監督が来る予定でしたけど、インフルエンザで倒れてしまいまして、代わりに私が来ました。監督からメッセージがありますので、それを読ませていただきます。  名古屋の皆様、『レミニセンティ…
続きを読む
先取りレビュー

静かなる海、荒ぶる命『海は燃えている イタリア最南端の小さな島』レビュー

今や世界的関心事となった難民、移民問題。日本人に日常的に実感する機会は乏しいが、ヨーロッパに暮らす人々にとっては生活に直結する問題だ。難民受入を拒否する国、受け入れる国、それぞれ言い分と事情が絡み合い…
続きを読む
先取りレビュー

ギャング団の技術力は世界イチ!『世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方』レビュー

『ツバル』(1999年/92分)『ゲート・トゥ・ヘヴン』(2003年/90分)など佳作を撮り続ける鬼才ファイト・ヘルマー監督の最新作が、ドイツから届いた。幼稚園で問題ばかり起こしている“ギャング団”が…
続きを読む
先取りレビュー

未来を掴むため、私は戦う『未来を花束にして』レビュー

すべてに始まりの物語がある。 現代の私たちが'あたりまえ'に享受する権利には、多くの先人たちの苦闘の歴史がある。本作『未来を花束にして』で描かれる女性参政権もそのひとつだ。これは100年前の女性たちか…
続きを読む
シネマな名古屋

お蔵で成熟した果実『トマトのしずく』鑑賞記

映画の上映や芝居の上演が取りやめになることを、“お蔵入り”と称する。 日の目を見ずに終わることを蔵にしまいこむさまに譬えた粋な日本語表現だが、“お蔵入り”の語源には異説があるのをご存知だろうか。 公演…
続きを読む
シネマな名古屋

あね さん ろっかく よーろっぱ『タクシードライバー祗園太郎 THE MOVIE すべての葛野郎に捧ぐ』鑑賞記

世界で唯一つの“ご当地ペープサート(紙人形)映画”といえば、ご存じ『タクシードライバー祗園太郎 THE MOVIE すべての葛野郎に捧ぐ』である。 よろしければ、こちらもどうぞ ほんのり ほっこり、は…
続きを読む
先取りレビュー

ほんのり ほっこり、はんなり まったり『タクシードライバー祗園太郎 THE MOVIE すべての葛野郎に捧ぐ』レビュー

土居志央梨という役者が好きだ。 彼女をスクリーンで初めて見たのは、林海象監督の『彌勒』(2013年/87分)だったと思う。だが、その名前を脳髄に刻み付けたのは、高橋伴明監督の『赤い玉、』(2015年/…
続きを読む